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日記 : 瑞扇日記 : 鬱鬱とそして躁躁と  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-3-29 12:06) 

今ちょっと躁状態ですね・・・だから妙に書きたくなったりしています。
その裏に隠れてる「鬱」が足引っ張ったり、そそのかしたりしていますが。

昨日は世阿弥の「班女」の清元さんとお囃子さんのツボ合わせをして頂きました。
水谷先生曰く・・・オケ合わせだよね・・・
作曲者の秀二郎師、作調の廬さん鳳聲さん。
堀越さんの素晴らしい詞を得て(と秀二郎師も絶賛です)とても古風な素敵な作品に
仕上げて頂きました。やはり生演奏の迫力は違うね!と先生方も仰ってました。

さて結局は私がどう演じることができるか・・・・にかかっています。
それにつけてもわが身の幸せに感謝感謝の私です。


日記 : 瑞扇日記 : 時を駆ける?  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-3-27 13:39) 

夜明け前、目が醒めるより先に意識がスッとひとすじ脳に差し込みます。
夢と現実の狭間で、なんだか認識できない感覚が起き出すのです。
ここのところ毎日そうやって朝を迎えています。夜中じゅうずっと緊張しているのか
頭がゆっくりできないって泣いているみたいです。
さすがお気楽な私も、公演前は神経病むのですよ・・・・・
毎日踊って、ビデオ撮って、また踊って。
でも器用でない私はなかなか思う線に行き着かないのです。

でも・・ね、私を創って下さろうとして凄い方々がお力下さいます。
このエネルギーは半端じゃなく、ある瞬間ふっ!と
なにかが出来てしまうのですよ・・・
どんなに思いが強かろうと幾多のアイディアを持っていようと、
自分の見る世界はほんのちっぽけなもの。それを大きく、フカンで見てくださるのが演出家。
そしてその他の専門分野の方々。舞台創りにこれほど愛情を感じたことはありません。
今この時期に来て、よ?し頑張るぞ!ではなく、自然に心をこめて丁寧に。
そうまずは私自身の心を打ち出せる作品にしたいと念じます。

今回の「班女」、世阿弥作よりのものも、三島作よりのものも、かなりヘビーに
なりました。熱くなり過ぎてパチパチ!!と燃えないように、私自身は表面クー?ルに中は熱く
存在してみようと思っています。
自分の中で「時」が幾周りも駆けめぐるように。


日記 : 瑞扇日記 : セルリアンタワー能楽堂=プランナーツアー  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-3-7 13:37) 

午後5時に現地集合ということで、演出家、作家、美術家、照明家、
音響、メイクそしてプロデューサーと今回お力添え頂けるプランナーの
皆様勢ぞろいしてのツアーを行いました。

いつも大劇場で共に戦わせて頂いている皆様をご案内しての、私は言わばツアコン。
何と、まー!流石大御所のお出ましとあり、大変なことになりました。
と言っても先生方は只静かに舞台を見つめていらっしゃるのみ、
その小一時間で勝負あり!といったところでしょうか。

さて当然のことながらその後は楽しい会食。第一幕は今流行りの恵比寿のとある割烹。
綺麗処でお味も結構でしたが、そこで終わらないのが私達の流儀。

第二幕はかの有名な「丸福」。いっぱいで入れないと思いきや、「ここでどう?」と
妙齢のお姉さんが案内してくれたのは、「ここはどこ?」状態のベニヤの戸を開けて
入るひと部屋(?)でも窓を開けるとお姉さんの顔が見えるという仕掛け。
みんなちじこまって、お尻のいたくなる椅子に腰掛けての乾杯!
なんかたまらなくいいんだな?それが。
演出の水谷先生が「うん、この公演は成功だ!」
とはどういう意味だったのでしょうか・・・・

それにしても私の身の幸せ。感謝いっぱいの宵でした。
先行予約頂いた皆様、ありがとうございます。チラシもうすぐできます。


お知らせ : お知らせ : 特集記事に朱鷺之會公演「班女 ふたり」開催のお知らせ・チケット申し込みのご案内を追加致しました。  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-3-3 14:01) 
来たる、4月14日(金)セルリアンタワー能楽堂に於きまして、
朱鷺之會公演 「班女 ふたり」を開催させていただきます。

能楽の完成者、世阿弥による「班女」を古典の形をとった新作浄瑠璃で、
三島由紀夫作の「近代能楽集 班女」を舞踊劇とさせて頂きます。
どうぞ皆様お越しいただきますようお願い申し上げます。
またチケットのお申込みも承っております。

公演名: 朱鷺之會公演 「班女 ふたり」 西川瑞扇(朱鷺春美)が舞う
公演日: 平成18年4月14日(金) 午後7時開演(6時30分開場)
場所  : 渋谷 セルリアンタワー東急ホテル 地下2階
      セルリアンタワー能楽堂 (03-3477-6412)

入場料: 指定席 正面  8000円、 脇正面 6000円 
      自由席 中正面 4000円

チケットのお申込み方法:
(1)HPよりお申込み  ※こちらへ
(2)お電話・FAXにてお申込み 西川瑞扇舞踊研究室 03-3713-2003

いづれもお申込みを受付後、当方から代金の振込先をご案内させていただきます。
お振込の確認後、チケットを送付させていただきます。
会場となります能楽堂は座席数が少ないため、お申し込みはお早めにお願い申し上げます。

お問い合わせ: 朱鷺之會 西川瑞扇舞踊研究室 (03-3713-2003)

詳細は、こちら「班女 ふたり」をご覧下さい。
日記 : 瑞扇日記 : 日本舞踊公演の行く先は・・・  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-2-28 10:36) 

先日2月25日に、渋谷のセルリアンタワー能楽堂において、
「金田中」さん主催の「戯の会」が行われました。
今までは能、狂言を主体になさっていたのですが今回初めて、
日本舞踊を鑑賞してお料理を楽しむという催しになりました。
記念すべき第1回は、花柳春先生の=一中節・松風=を鑑賞し、
その後、金田中「数奇屋」「草」でお食事、またお弁当お持ち帰りという
コースも設定されました。

能楽堂で舞うということで、他の場所では経験なさっているものの、
セルリアンでは初めてということで、春先生は何度も実際のお舞台でお稽古なさって、
本番に臨みました。大ベテランであられても、その意識の高さに脱帽といった思いです。
それ程お舞台は神聖でおろそかにできないということでしょうか・・・

私も4月に同能楽堂でのリサイタルを控えておりますので、先生がお稽古なさる度に、
橋がかりから歩かせていただいておりました。見上げる破風は重々しく、ちょっと
感覚が違います。会の当日、私も常磐津文字蔵師の弾き語りで、「数奇屋」において、
=年増=のひとくさり踊らせて頂きました。

春先生の舞は素晴らしく、能舞台に適した、まさに能面のような美しさ!
何度も拝見している作品でありながら全く異なる神秘なる世界を感じました。
日本舞踊が買われて公演されるということが、本当に少なくなりましたこの頃、
こういった催しは大変貴重です。

さて私もいよいよ会が迫り、心臓がチクチクする日々を送っております。
もうすぐチラシも出来上がります。
お座席数が少ないので、お申し込みはお早めにして頂きたく存じます。
(ご案内が先でしょう!)すみません。


お知らせ : お知らせ : 「ギャラリー」に「踊り初め2006」を追加致しました。  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-2-18 15:15) 
舞踊会の写真を載せております「ギャラリー」に、去る1月14日に開催致しました「踊り初め」、「新年会」の写真を追加させて頂きました。

「踊り初め2006」

ギャラリーの写真一覧画面にて写真をマウスにてクリックして頂く事によって、拡大画像にてご覧いただけます。
日記 : 瑞扇日記 : 今辛い・・・です!  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-2-16 12:41) 

4月14日に行うリサイタルの諸々の準備に入っています。
う?っ!今すごくシンドイ時期です。

なんというかデッサンを何枚も描き直ししている感じです。
でも・・・ね、音楽を選んだり、衣裳かつらを考えたり、お舞台を
あれこれ思い描くだけで胸踊るのです。
今回は演劇界の大先輩の皆様の御力を頂いての公演。
私自身はまだまだながら、勇気凛々の出発です。

幾つになっても、限りなく「雲の上」があるって、ホント素敵なことです!
追いかけて、追いかけてでも手がとどかないんだんな?。
だからこそ「負けるもんか?!」って。
もうすでに自分の世界に入り込んで、その迷路の中ちょっと佇んでいる私です。
アリスってこんな風に穴に落ちて行ったのかしら・・・?


日記 : 瑞扇日記 : 誕生日おめでとう!私  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-2-13 14:56) 

「お誕生日おめでとうございます! と申すべきか哀悼を述べるべきか
迷う所なのですがまあとりあえず、お祝いを・・・」と
朝一番に電話してきてくれたのは我が弟でした。

ホント、いったい幾つまでがおめでたいのでしょうね・・・
もっとも、元々おめでたい人間は、幾つになったってやはり、
なんとなくお祝いされるのは嬉しいものです。

そうこうするうちに圭子さんからカサブランカを基調にした
白の世界のアレンジメントが届けられ、美しく心のこもったメッセージを頂きました。
そしてまさに今、えっちゃんからお祝いメールが!
そして家では、両親が温かい心のこもったお祝いをしてくれました。
そうそうカレンさんはメールで歌ってくれました!私ってなんて幸せな人間なのでしょう。

朱鷺之會稽古場では、そうとは知らぬ花柳春会長が丁寧に「松風」をおうつし下さり、
記念に残るお稽古とさせて頂きました。

今現在の心境は「自分を飾らず偽らず」です。
自然体でいる訓練をされずに育ってしまったものだからちょっとキツイ、モットーですが
なんとかこの年代、乗り切らなくてはなりませんので精々自分を見失わず、
人に左右されない1年を送ってみようと思っております。 


日記 : 瑞扇日記 : 名古屋滞在紀  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-2-7 14:12) 

今回の御園座公演では5日間名古屋で暮らしました。
現地での稽古場稽古、そして舞台稽古と連日劇場に通います。
今回助手として浅井さんが同行してくて、ホント助かりました。

門弟の西川瑞乃は出演しているので、自分の段取りで精一杯。
横田さんもいっぱいいっぱいって感じで、結局舞台稽古の後、
やっと家のメンバー4人でお食事できました。皆でごはん食べできるってイイですね。
まずいろいろ食べられて、会話も弾んで。

と、ここだけ聞くと呑気そうでしょ?でもそれぞれに胃の痛くなる思いしているのです。
だから良い仕事ができるのでしょうし、頑張れるのでしょう。

どの世界でも皆同じ、苦あれば楽あり、楽あれば苦あり・・ですね。
どんな時もまず前向きに!
めげそうになったらまず眠りましょう、しっかりと。
明日の風は明日になったらちゃんと吹いてくれます。
毎日名古屋の瑞乃さんからメールが入ります。随分落ち着いてきたようです。

私は4月のリサイタルに向かって、着々と・・・と言いたいのです
が、結構神経質にてのGOです。 


日記 : 瑞扇日記 : 拍手の行方は・・・  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-2-4 12:10) 

お蔭さまで無事に名古屋御園座での「松井誠 新春特別公演」初日を開け、戻って参りました。

舞台(ライブ)の魅力はジャンルの違いこそあれ、
その場の空気を共有した者にしか分からないものです。
その魅力は魔物で、ちょっとしたことで「良く」も「悪く」もなります。

でもどんな場合も、プロの仕事は幕開きには「形」になっているということでしょうか?
前日の舞台稽古までは多々思考錯誤を繰り返しながら、初日には苦労の跡形見せずに
大勢のお客様をお迎えできるのです。

今回の私の仕事は=振付=ですから、幕を開けるまでが勝負です。
本番通りの舞台稽古では、客席にいるのは関係者ですから、
ある種しつこく辛く演者に要求をするのですが、
そこで「よし!」としたもののお客様が入って、全く思いもよらぬ
反応があったりしてこればっかりはチケットを買って観にいらしてくださる
お客様のお好みによって違ったりします。

ただ言えることは「良いものは良い」でしょうか?
それと、お客様の息を感じてパワーアップする役者のエネルギー。
本当に舞台には「魔物」が住んでいるといつも感じます。
どこにでも「怪人」はいるのです。そして夢舞台が出来上がるのでしょう。

大写しにされた「美空ひばり」さんのスクリーンの映像と歌からスタートする今回の作品。
まず驚くのが亡くなられて18年経つその姿におおきな拍手が送られるということです。

そして、いよいよ松井誠座長登場となると、ひときわ大きな拍手!
スターというものこういう大きな空気を動かす力を持っていらっしゃるのですね。
出演者の皆様、そして現場付きの裏を支える沢山のスタッフの皆様の
一ヶ月のご健闘を心からお祈りします!


お知らせ : お知らせ : 「活動情報」を更新致しました  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-1-31 6:33) 
西川瑞扇と門弟の「活動情報」を更新致しました。
日記 : 瑞扇日記 : 恵比寿ツアー  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-1-22 14:55) 

春には発表の、あることのために恵比寿探訪をしています。
でも変ですよね、もともと恵比寿生まれの恵比寿育ち、そして今も恵比寿住まい。
なのに・・・なんとまあ、街は変貌を遂げたことでしょう。

大好きな、味処「善や」さんは、ご主人は元野球の選手、井上善夫さん、
おかみさんは伯母の名取りの、西川扇朱さん。板前さんは(ふかさこさん)で、
ほんと美味しいです。お薦めは「海老揚げしんじょう」
秋の土瓶蒸し、冬のすっぽん、あんきも、なまこなんか、最高!

そして古くから玩具屋さんの老舗だった「三橋屋」さんが
三世で、名前はそのままに、やはり味処を始めています。
若き花板の「しんさん」は江戸前のイイ男。如才なくもてなしてくれます。
そのお姉ちゃまは私の名取り、瑞糸、といいます。

そこを出てロータリーを曲がると「朝日や」さん、ここも瑞奈のご両親と、
妹の操ちゃんご夫妻の日本蕎麦屋さん。ああ、書き出したらキリがないのですが、
新しい恵比寿の発見も必要なので、先日面白いところ、はしごしちゃいました。
昔からの市場のなかの立ち飲みワインバー、イイ感じのしつらえで、
(でも立ったまんまは、長居はシンドイ)軽く上質のワインとオリーブを。

隣りをふと見るとハリウッドデビューを果たした女優のKMさん。
気負いもなく、一種崇高なフェイスライン、素敵でした。
それから電話予約しないと駄目というバーへ、コンタクト。
とっても落ち着くカウンター。もう7年なのですって。
そこのワインも美味でした!
さあその先はちょっと曖昧。たしかもう一軒寄ったと思う。
ただの飲み歩きと思わないでくださいませね。
あくまで「あること」のためのロケハンなのですから・・・・


日記 : 瑞扇日記 : 踊り初め、新年会  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-1-14 13:08) 

8日に瑞扇会会員による「踊り初め」を行いました。
これはもうず?っと続けている行事です。その時により出席可能なメンバーで、
今年も良い舞踊ができるよう、皆でお祝いの気持ちをこめて踊ります。
なにせこれは自宅稽古場で行うことですので、抜粋を各々が・・・といった様子です。

今年は新陳代謝の年まわりのようで、新人さんも参加の初々しいものとなりました。
家では新入生が早くに踊るのですが、しばらく一番手だった圭子さんが、ずいぶん先輩の
位置になりました。

そして終了後は全員で移動。カレン・M・ヘントンさんのプロデュースで、
「HOTL NEW SANNNO 広尾」にてのパーティー。
最年少のあづさちゃんにとっては、お着物でのパーティーデビュー。
「お着物じゃ一杯食べられないな?」
などと言っていたものの、スイーツまでしっかり頂いていたようです。
日本人にはなかなか入れないホテルなので、楽しかったです。
お買い物でも盛り上がっちゃいました。
幸先の良い一日でした。


日記 : 瑞扇日記 : 坂田藤十郎襲名披露 =寿 初春大歌舞伎=   from 西川瑞扇 Official Homepage  (2006-1-2 13:36) 

去年は自身が「御園座」の振付で元旦から名古屋に入っておりましたが、
本年は2月「御園座」よりお仕事始まりますので、久しぶりに家で新年を
迎えることができました。

元旦には弟一家が年始に来てくれ、楽しいひとときを過ごしました。
我が甥はすっかり大人びて、頼もしい限りです。私の部屋に入り、長年開けたことのな
いピアノの蓋を開きポツポツながら弾く曲は「冬ソナ」と「エリーゼ・・・」
音曲ってすごく不思議。なにかま?るく空気が動くのですね・・・

張りきってお料理番したせいか、疲れてぐっすり眠りました。
でも家族全員揃い、とても幸せなお元日でした。
さて明けて今日は初芝居。歌舞伎座昼公演初日を拝見しました。
まずは、
岡 鬼太郎作:筝曲連中による「鶴寿千歳」(かくじゅせんざい)
梅玉さん、時蔵さんによる美しい雌雄の鶴の舞いです。

今井豊茂 作:常磐津連中による「夕霧名残の正月」(ゆうぎりなごりのしょうがつ)
藤屋伊左衛門:坂田藤十郎さん 扇屋夕霧の中村雀右衛門さん 
本物の「紙子」を着ての伊左衛門、死して49日に現れる美しき夕霧、
狂言中での口上も華やかでした。
そして、「奥州安達原」竹本連中による舞踊「万才」。
そしてご存知「曽根崎心中」藤十郎さんのお初、翫雀さんの徳兵衛。

盛り沢山の演目でずっしり満足のお舞台でした。繰り返し演じられる「古典」といわれる作品。
みなさん、どれほどなさっているのでしょう。伝承、継承、多大な時間がかけられ、練って練って
そしてまだ研究され続けられる世界。これが伝統芸能の使命かもしれません。
吉右衛門さん、橋之助さん、華ある存在。とにかく楽しい年の初めでした!


日記 : 瑞扇日記 : おおつごもり  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-12-31 7:46) 

なんとなんと早く過ぎた2005年だったことでしょう!
多くの皆様には、本当にお世話になりました。Kご夫妻のお力添えにより立ち上げた
ホームページも、私にとって自分を見つめ直したり、確認したり、情報をお伝えしたりと、
沢山の財産ができました。

優雅に舞う為のその裏で、髪振り乱して作品と格闘している時はブログも途絶え、
はなはだ自分勝手な進行でしたが、パソコンと向き合って楽しい時間を過ごしました。

お友達の皆様、ご支援して下さる方々、そしてお仕事関係のお仲間、
心よりのお礼を申しあげます。行き届かぬ事ばかりだったと思いますが、
なにとぞお許し下さいまして、来る2006年もどうぞよろしくお願いいたします。
そしてコメント頂けましたらとても嬉しいのですが・・・・

どうか良いことがいっぱいの年であられますように!!


お知らせ : お知らせ : 花柳春の会「特設ギャラリー」に解説を追加致しました  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-12-30 11:01) 
11月26日以来公開させていただいております、花柳春の会「特設ギャラリー」に、字幕スーパーの形で演目の解説を追加させていただきました。
清元「夜の梅」?藤十郎の恋?藤十郎 松井誠、 お梶 朱鷺春美

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日記 : 瑞扇日記 : 千秋楽  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-12-25 11:54) 

今日、明治座十二月公演 「男の花道」無事千秋楽を迎えました。
大変な盛り上がりで、松井誠座長も元気、元気の楽日でした。

今回、門弟の「西川瑞」が出演しました。(ぼたん)という女形のお役を頂き、
芝居中では座長の「お七」の後見も努めさせて頂き頑張ってました。

ショーになりますと、西川瑞を始め、私が「東宝現代劇養成所」でお教えした
ナベちゃん、ピロ、本当に頑張ってくれました。
というより相変わらず皆様のエネルギー頂いて、ひとつの舞台が出来上がって終わりました。

でもこれ、終わりじゃないのですよね。
来年からの「さ?始まり、始まり?!」
新しいお仕事については、少しずつ・・・発表しま?す!!


日記 : 瑞扇日記 : まずは形から?  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-12-19 14:15) 

私はなにをやるにもまず格好から・・・・というところがあるのです。
それで多分どこかで人にもそれに近いものを要求していたかも知れないな・・・と、
ちょっと反省です。
そして形も勿論必要ですが、そうでない入り方してもいずれ本物になれば良いのだと
長い目で見ることが大切なこともあるのですね。

なんのことやら抽象的な言い方をしてしまいましたが、
先日(ご本人は弾みで始めてしまったとのことですが)男性が入門なさいました。
そもそも速習会をしましょう・・・ということで「まあとりあえず・・」という始まりかたでした。
その時なにも用意がないからと、二の足を踏んでいらしたことが分かり、
「では足袋だけ用意して下さい」と、お洋服で扇はお貸ししてのまずは身体動かしましょう。
4回で短い曲を覚えられ(お試し期間が終わり)先日お稽古に必要なお着物を揃えに
呉服屋さんにご一緒しました。これで来春から本式のお稽古に入ります。

新年は5日が「お稽古始め」、そして8日が「踊り初め」です。
そこでのお披露目が楽しみです。
キャリアありの新入門生もお二人いて、2006年は楽しい年になりそうです。

呉服屋さんの帰りにランチをご馳走になり、久しぶりに後藤さんの焼いたPIZZAいただきました。
「白魚」1枚、「トリュフ」を一枚、相変わらず美味!そうそう前菜の3種の牡蛎もお薦めです。
会話が楽しかったことが嬉しいことですが、それをさらに美味しくしてくれるのが、
丁寧なお料理と作り手の真心。これは何にでも通じることなので
私も心新たに来年も良い人間関係、そして良い仕事をしたいと思うことしきりです。 
   
       


日記 : 瑞扇日記 : サロン劇場 千慮の一失  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-12-4 11:08) 

振付け担当の松井誠さん公演(明治座)の初日を開け、昨日は坂上二郎さんが出演なさっている、
村松英子さん主催のサロン劇場「千慮の一失」を
目白の和敬塾内、旧細川邸サロンに拝見に伺いました。

と申しますのも、2006年4月14日セルリアンタワー能楽堂で開催するリサイタルに
坂上さんのご紹介で村松英子さんにご出演頂くことが決まり、関係者ツアーをいたしました。

村松さんとは以前からお仕事で親しくなさっていらっしゃるプロデュサーの北村文典さん、
脚本を提供して下さる堀越真さん、女優の羽田圭子さん、そして先月から入門なさった三堀弁護士さん。

賑々しく駆けつけました。暖炉のある風景には意味なく惹かれる私。
なんとも雰囲気溢れるサロンでした。アルフレッド・ド・ミュッセ原作、村松さん脚色の楽しい作品。
坂上さん出ていらっしゃるだけで楽しくなります。
そして永遠のお姫さまのような村松さん。
終演後のワインパーティーもお洒落でした。
私の中で次の舞台の「班女」どんどん広がってゆきます。

余談をひとつ、
たまたま早く着いてしまったのですが、受け付けの男性が右方の建物を指し、
まだ開場いたしませんのでお待合室にどうぞ、と・・・・
堀越さんとドアを押して中に入ると20人程の男子学生さんがお食事中、
外国の方も多く皆さんお行儀良く「こんばんわ」・・・学食なのです。

和敬塾というのは男子学生の僚なのですね。
「面白いところで待つのね・・」
「でもさなんか懐かしい匂いだよね・・・」
などど背もたれのない丸い木の椅子に腰掛けて、ちょっと違和感持ってすわっていると
先の男性が「お客さまお部屋が違います」と迎えに来てくれました。
端からそそっかしいことでした。
でも学生時代思い出し、ちょっとノスタルジーに浸ったひとときでした。


日記 : 瑞扇日記 : 明治座12月 松井誠座長公演開幕!  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-12-2 13:02) 

お天気にも恵まれ、恙無く初日を迎えました。まあ凄い数のお客様!
いつもはプランナー席になる20列目もお客様でいっぱい!心地良い初日でした。
最近にはめずらしく出演者も多く、第2部のショーも盛り沢山で贅沢だとのご意見
もいただき嬉しかったです。

兎に角松井座長が姿を現すと、じわがくるし、あの大輪の花はいったいどこまで
大きく華やかに咲くのでしょう。

「何か」はどうして重なって起きるのでしょう。
と申しますのは、私の領分で今日までにやらねばなら事が重なり
私もかなり「いっちゃって」ました。
でも座長の胸の広さ、関わる方全てのプロ意識。

舞台稽古までどんなに問題があっても(どこの公演でもですが)
初日はちゃんと幕が開くのですね・・・・
そして演者は堂々と、しかも楽しげに演じている。やっと、ホットです。
どうぞ素晴らしい一ヶ月公演でありますように!


お知らせ : お知らせ : 花柳春の会「特設ギャラリー」を開設しました  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-11-26 10:45) 
10月6日に開催されました「花柳春の会」にて演じました「夜の梅」の模様を、
「特設ギャラリー」にてご覧いただけるようになりました。
是非ご覧下さい。

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日記 : 瑞扇日記 : 一山越えて!  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-11-22 14:35) 

いつも思うのです。プロの仕事のまとまりの速さを。
動体視力の弱い(?)私としては40人以上の群舞は「きゃ?」です。
でも先人の才能豊かな先生方は、なんなくこなされていらしたのですよね・・・
あっ!自分の思いだけでしゃべってる。情報伝わってませんね・・
これが今の自分です。なにをさしてプロというか、一つの作品を前にして、
キャスト、プランナー、スタッフ、それぞれのジャンルを守る姿勢と手際。
10日あまりで初日を迎えることの大変さ、でもそこがプロなのですね。
不思議に「まとまる」のです。
私としましては、やっと今日一山越えた感じです。そして明日から
別の山登りをします。それにつけてもまず体力!

松井座長の座組はエネルギッシュ!ましてや今回連獅子の乱舞あり、
皆さんバッチリ筋肉つきますよ?!


日記 : 瑞扇日記 : 脳味噌が・・・  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-11-18 11:35) 

ちょっと一休み(~_~;)てな訳にはいかないのですが、コーヒーブレイクならぬ、
ワインブレイク。だってボジョレ・ヌーボー解禁ですもの。
今年は出来が良い・・・・とか?
ワインは大好きなのに薀蓄は全く傾けられず、でも好みはしっかりあるぞ?って
多分その道に詳しい方からはブーイングうけそうですが、なんにしても、自己主張は
その表現が結構難しいです。だけど若いってイイですよね!
じっくりこっくり熟成も勿論素敵だけど、いかにも若くって、
荒削りで、もしかしてイマイチだけど美味しいね!もありかな!

今、12月の明治座公演のお稽古の真っ最中です。ショーの振り付で、てんてこ舞いの日々です。
いつもそうなのですが出来上がるまでは当然のことながら神経使います。
ものを創るって脳味噌乾きますよね・・・・
だからオイルを一滴。だからワインを一口、だから・・・・
だからだらけの秋深し・・・・でした!


日記 : 瑞扇日記 : 録音日  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-11-9 12:26) 

ショーにまず必要なのは音楽です。当然のことながら・・・
録音スタジオには大勢の方が集合し、作曲家の小野寺先生、演出家の廣田先生、
美術の岡田先生、演出助手の永井さん、石戸さん、効果の長谷部さん始め
演奏家の方々、ミキサーの皆さん。そして制作の村田さん、小林さん。

生の演奏に包まれるってすごく興奮します。でも振付け用に頂いたスコアーとにらめっこ
しながら頭の中に振りを思い描きますと、胃も痛みます。
そうこうするうちに松井座長登場。九州から直行ですって。
それにしても相変わらず艶々して、花◎元気印です。

なにが凄いかって小野寺先生の元、集合なさったアーティストの皆さんのテクニックと感性。
ほぼテイク?でOKになってしまう早さ。
シンセサイザーも勿論使うものの、やはり全て実際の楽器での演奏の素晴らしさ。
邦楽も三味線、鼓、笛と贅沢なものでした。

最終的には編集されてひとつのものが出来上がる訳ですが、コンピューターでは作れない
=色気=が音に表れています。さあこれから私の出番。
端正をモットーとする私としては頭しぼらなくちゃ!という感じです。
そして早々に出演者への振り渡しが始まります。
今回出演はいたしませんが、プランナーとしての責任は重いです。
昨日はインフルエンザの予防注射もしたし、元気で陽気で頑張るぞ?!


日記 : 瑞扇日記 : 画家のアトリエ  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-11-5 2:53) 

新宿から30分程の所に、女流画家の「田谷京子」さんのアトリエがあります。
玄関のドアを開けた瞬間からそこはもう小説に出てくるような画家さんのお家。

いつも展覧会でしか拝見できない先生の絵が、当然のことながらそこここに置かれていて、
ファンである私としてはいきなり心をぐっとつかまれた感じです。
しかもとてもソフトに。うかがってみれば、ご自分で全部リフォームなさったとか・・・・
天井の白、アンティークな家具、午後の光に満ちたお部屋はなんと居心地が良いことでしょう!
紅茶をいただきながらとても幸せな時を過ごさせて頂きました。

お訪ねした目的は二つあり、その一つは親友の恵美子ちゃんの新築のお祝いに
差し上げる絵を選ばせて頂くことです。
何点もの中から素敵な女性(見方によっては少年に見える)の作品に決めさせて頂きました。

そしてもう一つの目的は、
来年の4月14日に「セルリアンタワー能楽堂」にて公演が決定しました「班女ふたり」の
舞台に使用させて頂くことになる絵を、作家の堀越真先生と拝見させて頂くことでした。

私が大好きな作品を数点ご用意頂いて、その特別な香りのする世界に存在できた幸福感を
なんと表現したらよいか、うまく言葉になりません。

下界に降りたような・・・あるいは秘密の地下街から突然地上に出たような・・・
なんとも不思議な気持ちで電車に乗り、その後打ち合わせを控えていらっしゃる
堀越先生がお茶でも・・・とおっしゃって下さったので、
黄昏の中、お茶をつめたーいビールとワインに変えてふわふわと帰ってきました)^o^(


日記 : 瑞扇日記 : 「細雪」初日  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-10-27 13:58) 

恙無く初日が開きました。緊張感のある良いスタートと思われます。
やはり良い作品は長く続いてゆくものなのですね。
役者さんが入れ代わってまた新たなものになってゆくのですが、
作品の持つ本質は変わらず、何気ない日常があれほどドラマチックに表現されると、
知らず知らずのうちに大阪上本町と芦屋の蒔岡家の玄関を開けて上がり込んでしまいます。

舞台は本当に良いですね。そう言えば子供の頃から作り物の家や創られた明かりなど大好きでした。
撮影所に建てられたオープンセットなど、使われていない時よく出たり入ったりして遊びました。

今いる世界の他で飛びまわる面白さ、これが私の=物創り=の原点かも知れません。
「細雪」には素敵な台詞が沢山ありますが、三幕で長女の鶴子の言う
「夢はこのお手玉くらいの大きさが丁度ええ。
 掌にすっぽり収まって、邪魔になれば懐にしまえて・・
 時々取り出して遊べればそれでええのやわ・・・・・。」

また最後の場面で次女の幸子が
「平安神宮に着く頃にはもう誰も口を利かへん・・・・
 黙って疲れた足を急がせて、胸をときめかせながら門をくぐるのやわ。」
 潤色の堀越真さんは私も大好きなもので、いつもぐっ!ときてしまいます。

我等がナンノちゃんも美しい芸妓姿で、「雪」舞っています。
芸の神様、一ヶ月どうぞお守りくださいませ!


日記 : 瑞扇日記 : 「細雪」舞台稽古  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-10-25 13:05) 

今日は明治座11月公演「細雪」の舞台稽古の初日。

これは各景を小返ししながら本番通りの舞台(装置も道具も
勿論役者の着かぶり=かつら、衣裳も)を設えてのお稽古です。
幾度となく再演の繰り返される「細雪」という作品の魅力は何なのでしょう。

谷崎潤一郎原作の素晴らしさもさることながら、潤色=堀越真、演出=水谷幹夫(敬称略)
まさに東宝の大ヒット作。その作品が明治座に初登場。
舞台と客席の近い一体感の味わえる劇場での公演は今までとまた、一味ちがう世界が期待されます。
とても「ホット」なのです。

現代劇の古典になるくらい「のんどり」とした時間が流れます。
私が関わっている?の?・・・・とは俗に言う「?幕?場」ですが、
南野陽子さんが地唄の「雪」を舞います。舞踊会とは違い芝居の中でのシーン。
あらゆる舞台制限の中での演技。
ナンノちゃんは女性らしい心で頑張ってくれています。

お時間ございましたら是非ご観覧くださいませね。
明日は通し舞台稽古。

明治座公演「細雪」初日は10月27日(木)午後1時 開演です。


お知らせ : お知らせ : 「ギャラリー」に「浴衣浚い2005」を追加致しました。  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-10-25 12:55) 
舞踊会の写真を載せております、「ギャラリー」に去る8月31日に開催致しました「浴衣浚い」の写真を追加させて頂きました。

「浴衣浚い 2005年8月31日

ギャラリーの写真一覧画面にて写真をマウスにてクリックして頂く事によって、大きな画像にてご覧いただけます。

なお、まもなく10月6日に開催されました「花柳春の会」での様子も公開させて頂く予定ですので、お楽しみに!
日記 : 瑞扇日記 : ウィリー・ウォンカ  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-10-15 11:30) 

ウィリー・ウォンカ。
ご存知ジョニデの新作の役名・・・・って興味ない方にとっては何の意味も持たない名称。
でも全てそうですね・・・
どんなに力を入れて心を砕いてお金をかけても、興味ない世界は無です。
しかし、愛好者にとっては逆になんであろうと見たいもの。

私の偏愛写真館に納めたい一人は、やはりジョニー・デップ。
「チャーリーとチョコレート工場」夢ゆめしい物語でした。
大好きな監督ティム・バートン。ちょっとシザーハンズを彷彿とさせるところもあって
ひととき浮遊できる時間を持てました。細かいところに気を配る演出。

例えば、オーガスタ・グループというおでぶちゃんの少年が、まあ言ってみれば
ウィリーに選ばれないわけですが、ほんのワンショット、チョコレートを大好きにも
かかわらず、踏みつけたりするのですね。その後主役のチャーリーも同じような設定のシーンで
チョコを手放さなくてはならない時、丁寧に置くのですよ。
それが後で大きな違いに発展する。これは映像だからできること。

舞台だったら、やっても目立たないことでしょう。ディーテールにこだわるところ、
この監督ならではで大好きです。でもなんと言ってもジョニデのい魅力!
まじめに遊んで・・・・たまらない。

役作りの楽しさ、満載ですね。この切ない時代、夢物語を肯定するか否定するか・・・
切ない分だけ私は大肯定です。頑張ればなんとかなるよ。
今に良いことあるさって物作りの基本。
夢を与えたいと切に願っている私なのに、くじけそうになりながら映画から力もらいました。
よ?し、負けないぞ!
っと力瘤だすのではなく心がリラックスした分、だら?としてしまいましたこと・・・
お許しを(~_~メ)


日記 : 瑞扇日記 : エクスタシーにひたる間もなく・・・  from 西川瑞扇 Official Homepage  (2005-10-12 12:33) 

皆様にご支援頂きました「花柳春の会」もお陰様で恙無く終了することができました。
本当にありがとうございました。

DVDを見てみますと、もっとここはこうすれば良かった・・・ということばかりで
今更ながら芸の奥行きの深さ、たっぱの限りのなさを思い知っております。
ですが、その時においては自分なりに最高に表現していたと自負しておりますので
未熟なところはどうぞご勘弁くださいませ。
ただ緊張型の私としてはとてもリラックスして努めることができました。

これはやはり松井誠丈のお蔭です。
ほとんど濡れ場の芝居ですが、やあ?ラブシーンはシンドイものです。
本当はへなへなとなりたい場面でも生にならぬよう腰から背骨首まで、息ができぬ程
伸ばしていなければ・・・心はしっとり、肉体はストイックに。
と、演者としての摩訶不思議なエクスタシーに浸ったのも束の間、早々に
12月の松井誠丈の公演の打ち合わせ、そして今日からはいよいよ11月の「細雪」の
お稽古に入りました。

昨日はワンダービートでDr山田の施術を受け、顔中筋だらけになって帰ってきました。
ずっと「伏せ」をしていたからか、むくみのおまけつき。でも肩がすーっとしました。

さっ、スイッチを切り替えて次なる夢舞台に向かってヨーイ、スタート!





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