お知らせ : お知らせ : 10月6日(木)「花柳春の会」への出演のお知らせ・チケットお申込みのご案内
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-9-4 11:18)
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来たる10月6日(木)に国立劇場にて催される舞踊会「花柳春の会」に、朱鷺春美として出演させていただきます。 「花柳春の会」は、 「朱鷺之會」会長で、日頃よりご指導頂いている花柳春先生が主催され、今回は特に、私も大変可愛がって頂いた、先生の父上でいらっしゃる「故 花柳寿右衛門師」の十三回忌追悼会でもあり、良いお舞台が努められますよう練磨の日々でございます。
清元「夜の梅」?藤十郎の恋?を松井誠丈と舞わせていただきます。 詳細はこちらをご覧下さい。
どうぞ皆様お越しいただきますようお願い申し上げます。 またチケットのお申込みも承っております。
日時 : 平成17年10月6日(木) 17:30開場 18:00開演 場所 : 国立劇場 小劇場
指定席 : 7000円(おかげさまで完売致しました) 自由席 : 4000円
・チケットのお申込み方法は、 (1)HPよりお申込み ※こちらへ。 (2)お電話・FAXにてお申込み 西川瑞扇舞踊研究室 03-3713-2003
いづれもお申込みを受付後、当方から代金の振込先をご案内させていただきます。 お振込の確認後、チケットを送付させていただきます。
関連情報
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日記 : 瑞扇日記 : さあ舞踊会へ向けて!
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-9-4 1:31)
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ここのところ、夜の銀座を歩くことが多いのですが、気がつくと街路樹の元の方から虫の音が・・・・ 日中は残暑ですが、なんとなく時に追いたてられ落ち着きません。 夏の終わりってなぜか淋しいものですね。 今年の夏はいつになくのんびりモードでしたが、その分自分なりの充電ができた気がします。 行事といえば「盆踊り」があったり(なんとそれがご縁で弟子入りなさる男性あり) 地域に密着できた感じがして楽しかったです。 そして締めくくりは「浴衣浚い」。 みな一段しっかり踊り、良いお勉強になったと思います。そして例の如く、打ち上げは盛り上がり すっかり千鳥足になってしまいました。 さあ!いよいよ10月6日(木)国立劇場の舞踊会に向かって全てが動きだします。 「朱鷺之會」会長の花柳春先生の会に出演します。 清元「夜の梅」を松井誠丈と踊らせていただきますが、そのお稽古が9月7日から始まります。 緊張感をもっての第1回めのお稽古になるでしょう。 これから仕上がりまでを、お伝えしていけたら良いと思っています。
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日記 : 瑞扇日記 : 歯科エステ
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-8-19 11:52)
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ちょっと間があいてしまいましたが、月一の歯科エステ行ってきました。 港区にあるサン歯科さんで、菅野先生の診察の元、美人看護師のねじめ女史、 本当に丁寧な施術、仕上がって鏡を見ると、ホント綺麗! 超音波の洗浄はちょっとキツイけど、健康で綺麗になるためなら・・! 以前行っていた歯科では、納得いかなくて(ん十万)捨てて、縁を切りました。 どんなことでも、やはり「出会い」大切にしなくては! あっ!比叡山で焼けた肌、早くなんとかしなくては! 日曜日はオ・カ・オアルブルさんに直行で?す!!
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日記 : 瑞扇日記 : 浴衣浚い
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-8-16 12:19)
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一般の方には余り馴染みのない「浴衣浚い」(ゆかたざらい)という名称。 これは文字通り、浴衣を着てお浚いの会を開くというものです。 私達が子供の頃(それでさえ、昔程日本舞踊のお稽古をする人がいなくなったと お師匠さん方は、嘆いていらっしゃいましたが)は、お正月には「踊り初め」で 1年の幕を開け、祝いの踊りを舞って、師弟でお杯を交わします。 その後は「お月浚い」といって、毎月のように仕上がったものを、お稽古場で お互いに発表し合うのです。踊った後は、「細く長く続きますように・・・」と 皆でおそばを頂くシンプルで爽やかなものでした。 そして夏ともなれば「浴衣浚い」です。これは料亭の舞台で、お揃いの浴衣を着て、 踊った後はお食事で・・・子供も沢山いましたから、はしゃいで嬉しい会でした。 秋になれば、氏神様(渋谷は氷川様です)のお神楽殿で、舞いをご奉納です。 このように1年の内に人前で何度も踊り、「本浚い」を迎えるのです。 これは華やかなイベントで、演奏も長唄、清元、義太夫、あるいは常磐津、それにお囃子。 かつら衣裳付け、大道具、小道具。一日の舞台のために大勢の方が動き、お客様も大勢で、 熱気あふれるものでした。 そういうことを何回も重ねて、そこからプロが生まれました。 残念ながら現在はその人口が減り、日本舞踊は特殊な存在になりつつあります。 日本人の血がある以上、食べず嫌いにならず、まず公演を鑑賞してくださることを 願ってやみません。 作品に対する好き嫌いは仕方のないことで、なにかぐっ!と くるものに出会ったら本当に心豊かになれます。 これからは外国の方々と一緒に仕事をしたり、学んだりすることが多くなります。 その時に、日本は小さい国だけど大きな文化を持っています。 古典芸能といわれる、能や歌舞伎は知識として語ることができるかも知れませんが、 ほんのひと手、一緒にやってみてください。 といって扇子(なにも舞扇でなくたって良いのです。)をはらりと開き、お花が咲く様子や、 雨や雪の降る様、日本の情緒を表現して見せてあげたら、とても素敵な文化交流になると思うのです。 大袈裟でなく浴衣をさらりと着て、タイムスリップする楽しさ、多くの方に体験して欲しいです。
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お知らせ : お知らせ : 8月31日(水) - 瑞扇会「浴衣浚い」(無料)のお知らせ
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-8-15 11:52)
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この度、西川瑞扇と門弟による「浴衣浚い」を開催させて頂きます。
平成17年8月31日(水) 午後1時30分開演 於 高輪コミュニティーぷらざホール(tel 03-5421-7616) 都営三田線、営団南北線 白金高輪駅 1番出口 入場料 無料
「浴衣浚い」とは、普段のお稽古の成果を文字の如く 浴衣でお浚いをすることです。 舞踊会のように特別にお化粧や衣装などはせずに、浴衣で踊ります。 どうぞお気軽にお越しくださいますようお願い致します。 また、「和の心」で一部舞踊解説をさせて頂きます。
演目内容 一、清元 青海波 西川瑞扇 一、長唄 春の調べ 横田有加 一、長唄 賤の小田巻 山本みどり 一、長唄 近江のお兼 山戸あづさ 一、常磐津 山めぐり 羽田圭子 一、長唄 都風流 吉田粋美 一、清元 玉屋 小野田由紀子 一、清元 文売り 西川瑞乃 一、長唄 四季の山姥 西川扇佳久 一、清元 傀儡師 西川瑞 一、長唄 菖蒲浴衣 西川瑞晶 一、長唄 松の緑 西川瑞桜
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日記 : 瑞扇日記 : 比叡山薪歌舞伎
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-8-9 11:04)
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あつ?い 京都へ行って参りました。 しか?し 比叡のお山は寒かったんです! 東京駅で花柳春先生にお会いした時、「ん?」という表情を感じ取り、 勿論その訳も充分計り知れたのですがつまり私のスタイルが、 ちょと?だったのでしょう。だって?!どう見ても舞踊家じゃありませんもの。 でもガルソネ・モンマルにしかないグレーのチュニック、でもそれって 先生にしてみれば「ボロボロファッション」だったのでしょうね・・・ 京都に着いてあまり休む間もなく、あらかじめ送っておいた着物に着替えました。 春先生は淡い藤色地に金糸の縫い取りのある蘭が染めてある訪問着に、洒落た光琳松の染め帯。 私は紺地の立絽の付け下げに、朱鷺色と淡い金の小さな格子の織り帯。 ちょーお気取りで比叡のお山を登りました。(勿論歩きではなく、車でですが) 深山幽谷、まさにこの言葉のごとくのしつらえで、下界では味わうことのできぬ舞台設定でした。 片岡仁左衛門丈と中村壱太郎丈による、長唄「連獅子」。 その頃は、まだお山は暮れずうす明かりの中での趣向を凝らした演出。 (劇場ではないので、当然緞帳もなし、自然光を活かしたもの) 時計を見ると7時10分に「一番ぼ?し、み?つけた!」 暮れなずむ山の端延暦寺の僧侶による火入れの儀。そしていよいよ創作歌舞伎の始まり! 今年の12月に坂田藤十郎襲名を控えられた、 中村鴈治郎丈主演の「永久の燈火」(とわのともしび)?最澄入寂ー。 真の闇にレーザー光線が飛び交いスペクタクルな幕開けです。歌舞伎にはめずらしく、 女流舞踊家の尾上紫(ゆかり)さんはじめ群舞にも女流が登場し、哀しいお話しに 華やかさが添えられた感じでした。 鴈治郎丈の最澄さんは、誰もが救われるという大乗仏教を日本に広めるために命をかけますが、 病の床に伏し無念にもとうとう大乗戒壇設立を果たせぬまま入寂してしまいます。 その七日後、やっと朝廷から勅許が下ります。ふと何かを感じ空を見上げると、 ひゅーと白い布が山門の上に飛んで行きました。 まさにイリュージョンそれは「魂」だったのですね。(演出ー宮川高範さん) いつも思うことですが、鴈治郎丈はなんて華のある役者さんなのでしょう! 特設の客席のまた華やかだったこと、祇園街、先斗町、宮川町はいうに及ばず、 京阪の超有名お茶屋やバーのおかみさん、ママさん。 お山を下りてお食事が始まったのが午後10時頃。宮川町で夜中過ぎまで遊ばして頂いて、 ホテルに着いた頃はもうフラフラ。でも私夏の京都好きです。 いつもは送り火めがけて訪れるのですが、 ちょっと早い鴨の河原もまた風情ありけり・・・・でした!
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日記 : 瑞扇日記 : BUBU,ZIZIも参加の恵比寿盆踊り
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-30 14:39)
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恵比寿盆踊りは、いやあ?!興奮のるつぼ!! 昨日、今日と2日間ではありましたがすごい盛り上がりでした。 昔乍らの、たとえば(東京音頭や炭鉱節)はさることながら、 今年のタイムリーソングとして取り入れた「マツケンサンバ?」が こんなに盛り上がるとは思いませんでした。 今こそ、見る踊り(ダンス)だけではなく参加する「踊り」なのですね。 なんか私らプロと称すもの大いにお勉強でした。 そういえば会場に有名女優のY.Nさんが愛犬のBUBU,ZIZIちゃん連れてて、 来年は踊られるかもしれないですよ? またR.Nさんも恵比寿のお揃いを着てくだすって、 来年はもっと凄いことになり、ま、す、よ!!
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日記 : 瑞扇日記 : 表参道で能を観る!
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-28 11:08)
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昨日は文化的な日でした。 能楽師の松木千俊(ちとし)さんの始められた「松能会」(於・銕仙会能楽研修所) というワークショップ付きものでお仕舞とお能を拝見した後、その場で希望者による 簡単なレクチャー、デモストレーションが楽しかったです。 羽田圭子さん、Kさんご夫妻も参加しお舞台に上がり、お謡をしながら 「養老」の一節を舞わして頂きました。 お洋服の人には足袋も貸して頂け美しい仕舞扇も配られ、皆「文化」してました。 外国に行くと積極的な人が多いのですが、日本人はシャイで中々成立しにくかった こういう催しも、最近は随分参加者も増えとても良いことだと思います。 いつもは「面」を付けて遠いところに存在する先生が、観客に寄っての楽しい会話の数々、 伝統文化をもっともっと身近に感じるための意義あるひとときでした。
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日記 : 瑞扇日記 : 「思い出を売る男」と猫のまなざし
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-23 15:10)
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まあ忙しい一日でした。帰ってみれば小さな絵やガラスの小物入れ、ドラえもんや、 虎二郎などのお人形が散乱している寝室。大きな地震だったのですね・・・ またまた外にいて、恐ろしさが分からずしかも地下にもぐっていたせいで 心配コールが全く聞こえませんでした。帰って来て怒られた、怒られた・・・・ どこにいたかって・・・・? 幼なじみの俳優の青木勇二さんが出演しているお芝居を拝見に。 今年は戦後60年にあたるのですね。この劇の設定は戦争直後から4,5年あたりの ことだそうです。私が高校生の頃は、戦争を知らない子供達があらゆる創作の根底に あったような記憶がありますが、これはごく一部のことだったのかも知れません。 その時代にたまたまいたけど戦争を実際に体験していない自分は、あまりめちゃくちゃ は語れません。今日演じた役者は、それよりもっともっと若い世代。どう思ってその 時代の人になっていたのでしょうね。 青木さんは流石、ベテランの空気。やはり演じる場の多さが「何か」を醸し出していました。 銀座で大好きな「田谷京子」さんの個展。まず先生のお変わりにならないことといったら! 少女のような風貌で、あの世界ですものね・・・・ 小さくてたまらぬ情緒のニャンちゃんミニアチュールを母へのプレゼントに選びました。 ですけど「は?!」と溜め息を漏らす作品は「蓮華」と「夢の通ひ路」。 くらくらします。久しぶりに田谷先生とお話しもでき来年の私の公演の時、先生のお作を 使用させて頂くことになりました。展覧会場には日常生活とは全く別の空気が流れ、 それに乗れてやっと「私も」!猫のまなざしによる人の世界。 是非覗いてみてください。 田谷京子作品展 7月20日?30日 (24日休) ボザール・ミュー(ギャラリー美有) 中央区銀座7-5-15 銀座蒲田ビル Tel 03-3571?0946
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お知らせ : お知らせ : 「和の心」第五回 [振付]を掲載致しました。
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-22 14:48)
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特集記事「和の心」第五回「振付」を追加いたしました
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日記 : 瑞扇日記 : ガルソネ・モンマル
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-19 12:25)
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着物でいるのが安心、折角よし!と気をいれたアジアンテイストも今一つ。 広尾にあるブティック「ガルソネ・モンマル」 のファションが着こなせたらまだいけるかな?! お店の深沢さんは本当に心のあるお仕事振りで何ヶ月も行っていないのに、 昨日も来たような対応をしてくださり、ついつい「頂いて」しまうのですよね・・・・ なんでも聞くといいですよね。 我が甥と、かのショップを尋ねた時も、彼(高3です)がいろいろ質問するのに対して 深沢さんは丁寧に=今=を教えて下さいました。 私の場合、お着物が「勝負着」ですが、だからこそお洋服は遊んで遊んで・・・・・ 私にとってはちょっとアバンギャルト・・・お?楽しい!!
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日記 : 瑞扇日記 : 恵比寿盆踊り マツケンサンバ!
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-18 12:45)
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先日修行時代(勿論今もそうですが、ま、若かりし頃という意味で)を共に過ごした さっちゃんとあっちゃんとランチをしました。 会った瞬間から時の流れはすっとさかのぼり青春の懐かしい映像がフラッシュバックし、 愉快な時間を共有しました。それぞれに生活も異なり、楽しいことも、まあ辛いことも 経験し、大人になったな?と感心しました。 お二人は私よりずっと若いのですが、そこが学校の友達と違うところで、 「お稽古仲間」にしかない、えも言われぬ連帯意識があるのです。 同じ師匠の元で泣いたり笑ったりしながら=作品発表=に向かったエネルギーは 独特のものです。 エネルギーと言えばやはり身体を動かして何かに向かう時に、より強く感じられますね。 「踊る」って凄いことです。これはプロの集合だけでなく極日常の中で体験できます。 その最たるものが「盆踊り」でしょう。 我が町「恵比寿」でも古くから夏の行事として盆踊りが行われ、 西口駅前ロータリーで7月29日(金)、30日(土)(午後6時?9時)に開催されます。 なんと何十年振りかでお手伝いすることになりました。あえてお手伝いと言いますのは、 これは街が主体だからです。私は指導員の方達に講習をいたします。 昔ながらの曲目に加え今年は皆様のご希望もあり、新たに「マツケンサンバ」を 盆踊り風にして加えることになりました。力強い助手のKさんのお蔭もあり、 80人近いMrs,Miss,おっとMrもちらほらと、一つになってのお稽古です。 まあそのエネルギーたるや半端じゃありません。少々お姉様方もしっかりついて来て下さいます。 さあ!当日までにナンバステップではなかった、サンバステップうまくできますように?!!
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日記 : 瑞扇日記 : 幻想の部屋
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-17 2:40)
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レオノール・フィニ展(渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム)に行ってきました。 何かを見に行くのに、その前後の時間をこんなに楽しめたのは久しぶりです。 会場に入ったとたんに鼻をくすぐる、あのなんとも言えぬ匂いの正体は何なのでしょう・・ 当たり前のことながら、DMやポスターでは絶対に得られない迫力に圧倒させられながら 息をつめて長い時間を過ごしたような感覚です。 そのポスターになっている「守護者スフィンクス」は解説によると、両性具有を象徴する 中間的な生物であり、この両義性は人間と動物、あるいは自然と文明とを仲介するといった ようにさまざまに解釈できるような多義性をはらんでいる・・・・・そうです。 本当に素敵でその前を離れがたかったです。 そう思えるものが多数あり、ですからちょっと呼吸困難になりかけました。 この贅沢な一人の時間、孤独でありながら私の頭は、窓を開ければどこまでも広がってゆく 「幻想の部屋」と化し、とても幸せでした。 レオノールは他にバレエや芝居の衣裳、仮面なども作り小説も書き、多才だったことが このコレクションでは窺い知れます。中でも絵を描くことに重きを置いたとありますが、 職業は?と聞かれたら「私の職業はレオノール・フィニです」と答えたそうです。 カッコイイ!!で見終わった後、ショップにて「夢先案内猫」という幻想小説を 買ってしまいました。 良い気分のまま、まだ陽のあるうちからつめた?い白ワインと、パスクワーレの後藤さん の焼いた=サマートリュフと限定の=しらすと海苔のピツァを頂きました。 来年4月14日に公演する作品の打ち合わせと称して作家のHさんとの楽しい宵と酔いでした。
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日記 : 瑞扇日記 : 酔っ払い
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-11 14:09)
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大好きな先輩のHさんが「更年期かしら?時々発疹するの、すぐ消えるのだけど・・・」 「そう言えば私もちょっと飲んだ翌日、そういうことあります。これがそうですかね・・」 「う?ん、あなたの場合、飲み過ぎ・・・だと思うのね、気を付けてネ」 ここのところお酒による欠落、ちょっと多いのです。どんなに飲んでもちゃんと家に帰り シャワーを浴び、着替えて寝ているのです。でもそれに至る経過が鮮明でないのですよね。 友達や仲間と飲むお酒は、ホント!美味です。頭もろれつも回らなくなっても、ただ一つ 守りたいことがあります。酔っ払って口にしたことは、いつか必ず実現するぞ!・・・・ ということはいろいろしゃべっているのでしょうね・・・お酒は頭を柔軟にします。 発想も豊かになります。しかしそれは結局思いつきに過ぎません。 その思いつきを実現することこそ、解き放たれた「想い」ではないでしょうか? 酔いは熟睡すればおのずと「しらふ」にもどるもの。だけど「夢」は絶対醒めて 欲しくないもの。心と身体はシャンとしても、頭が「しらふ」じゃ、興味深い(おもしろい) ものなんか創れません。この頭を「しらふ」じゃなくすことの要素は、 私の場合、大好きなもの・・・・本、絵、素敵な人、沈み行く太陽、音を立てずに咲く花 実をついばむ雀、デジャブゥの街角etc.etc・・・・・ スックと立った酔っ払いでいたいな・・・と思う私です。
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お知らせ : お知らせ : 「和の心」第四回 [浴衣]を掲載致しました。
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-6 12:00)
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特集記事「和の心」第四回「浴衣」を追加いたしました
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日記 : 瑞扇日記 : アナログな私
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-5 12:15)
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私が幸せと思うことの一番は、「人」に恵まれるということ。 まずは、家族。この身内の愛がどれほど私を支えてくれているでしょう。 世の多くの人にどんなにけなされようと芸を酷評されようと、必ず家族は 私の味方をしてくれます。それは単に「血縁」をいっているのではありません。 心から愛する人、そして拙く、頼りない私を慕って下さる人。 それも違った形の家族です。 勿論裏切られたこともありますし、立ち直れないかな・・・と思ったことも。 それでも懲りずに人を愛してしまう・・・ 今踊りをお教えしている方々は、我侭な私によくついて来てくれています。 そして皆何より熱心です。ですからお稽古が終わるとヘトヘトになってしまうのです。 でもこれって当たり前ですよね。 ところで本当に文明の利器(特に機械オンチなので)否定型だったのに、 優秀な生徒のお蔭で、ちょっとだけアナログ人間から脱すことができそうなのです。 とかなんとか言って設置から接続まで人任せ。 先日も余りに古い形のテレビデオが、で?んと場所を占めている稽古場が狭いと 圭子さんがDVD内蔵の液晶テレビを下さいました。まあ、なんと綺麗!しかも薄いし。 ラックの組み立てから新しいビデオの購入まで全部まとめて面倒みてもらいました。 しかし、と言うかやはり、と言うか、DVDを一時停止で取り出した後その続きから 見られなかったり、パソコンから返信メールを送ろうとしてるのに画面が変わらず、 ヒステリーを起こしそうになって、やっと「返信」をクリックしていなかったことに気付いたり・・・。 結局取り巻く環境が文明化しても、私は元のままのアナログな私なのです。
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日記 : 瑞扇日記 : 飛びます音頭!
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-2 10:49)
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坂上二郎さんが「必殺!人生送りバント」という曲を4月に発表なさいました。 そのカップリングとして「飛びます音頭」も出されたのです。音頭というからは 当然=踊りあり=坂上さんよりご依頼頂き、振り付けさせて頂きました。 先日振り取りにみえてご相談の上、できました。派手なのが! でも坂上さん、本当に素敵に愉快なのです。私もアレンジが楽しくなりました。 「飛びます、飛びます!」 という形態、どこかで目にしていらっしゃると思いますが、本当のところを 知りませんでした。指を狐の形に作り、それが飛行機で中指の背がパイロット なのだそうです。そこに向かって口を寄せ、指令を出すのですって。 真似をしましたら「ハイ、もっと鼻に抜けた声で?」とダメがきました。 坂上さんご自身でも仰ってますが、ご体調をくずされリハビリに励んでいらっしゃいますが、 日頃からの訓練の成果か、すっかりお元気になられました。 同席した門弟の西川瑞も芸能界の大先輩のお話しを伺い、お勉強させて頂きました。 「兎に角、続けること。ひたすらやり続けること。必ずチャンスは訪れる」 これは芸の世界に限ったことではありませんね・・・・ よしっ!と元気が出るではありませんか。 思いきり飛びましょう!元気よくとびましょう!!どこまでも飛びましょう!!! も一度ひと花 咲かせましょう!(飛びます 飛びます!) BGMになりそうです。
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日記 : 瑞扇日記 : ときめいた日
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-7-1 13:19)
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画家の杉山邦先生の個展が本日オープンしました。夢をキャンバスに切り取って それがいくつも存在して個々に見ればその数だけ世界があるのに真が統一されて いかにも垢抜けたコレクションでした。 会場がホテルということもあり、今回は2000年に国立劇場で行った「瑞扇の会」での 「夕顔」に美術として提供して下さった=夕顔=の絵画(本来100号が6点だったところ スペースの都合で3点)も展示され、しかも公演のDVDを常時流してくださり私にとっても 嬉しいことです。 しかし先月ご逝去された倉橋由美子先生への追悼にもなってしまったということは やはり淋しい限りです。 DMにもなっている「仮面」という作品は20号のミクストメディア・キャンパスですが 普段見たことのない富士山に妖たる人魚と開きかけた蓮の花が浮遊していかにも 杉山先生らしい作品です。また多くの作品に現れるオリーブはゆらゆらと不可思議な 目に見えないエネルギーを立ち上らせ拝見していても身体の中心が傾いてしまいます。 不安定なシンメトリーとでもいうのでしょうか(素人の表現で済みません)すっかり心を 盗まれてしまいました。 7月24日までホテルラフォーレ東京(TEL 5488?3911)で開催されています。 是非お薦めの「ときめき」の世界です。
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お知らせ : お知らせ : 「和の心」第三回を掲載致しました。
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-6-26 4:06)
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特集記事「和の心」第三回 「藤娘」を追加いたしました。
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日記 : 瑞扇日記 : 気を付けて見れば
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-6-19 13:05)
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どびさしが落ちてしまって補修してもらったついでに、玄関先の植物を整理してもらい、 今はずいぶんスッキリしています。 植物はデリケートなので、場所を移すと枯れてしまうかも知れないと心配したのですが、 薔薇も小さいながら美しい花を次々に咲かせ、毎朝窓を開けるのが楽しみです。 猫の額程の地べたなのですが、よ?く見ると様々なものが息をしていることが感じられます。 子供の頃の夢想の場所は、まず一番が「森」でした。そこには妖精が住んでいると思っていましたから・・・ 想像してみてください。この都会の真中で、すぐそこを大勢の人が行き来する所、わずかな土の上、 やつでやオリーブや真紅の薔薇や、蘭の葉陰に、人の顔を持って背中に羽根を付けた妖精がいた時の事を。 よくよく見れば、それはてんとう虫だったり、蟻だったり・・・・ 土ってそんな不思議な力を持っているのですね。 何が起こってもおかしくない今の世の中、自分をとりまく環境がどのようになろうとも、 たった一枝からでも森を感じられる人間でいたいと思う昨今です。
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お知らせ : お知らせ : 「和の心」第二回を掲載致しました。
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-6-15 15:50)
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特集記事「和の心」第二回 長唄「賤の小田巻」を追加いたしました。
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日記 : 瑞扇日記 : 倉橋由美子先生の死を悼む
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-6-15 14:46)
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6月4日付けの東京新聞に、倉橋先生のことをしゃべらせて頂きました。 当然その少し以前に、取材の旨お話し頂いた訳ですが、内容としては、2000年のことですし、 今思えば「何故今?」なのですが、昨日新聞紙面にて先生のご逝去を存じあげ、 身震いする程の衝撃を受けました。 昨日一日は、日常の生活の瞬間にも、フト立ち止まり、「死」という現実を受け入れようにも、 受け入れ難く、涙する思いでした。 とにかく大好きでした。理屈抜きに敬愛しておりました。 高校生の時に「聖少女」と出会い、痺れるような感動を覚え、以後気になって仕方のない 作家さんでした。後年、弟が先生のご主人の熊谷先生とお仕事をご一緒させて頂いたご縁で、 私が熱烈なファンであることを伝えることができ、それ以降、素晴らしいお付き合いをさせて 頂きました。 先生のご病気についても勿論存じ上げておりましたし、ご心中お察しいたしておりましたが、 「死」については全く、思い及ばぬことでございました。 余りにあまりに早い旅立ちでいらっしゃいました。 ずぼらな私が何故、思い立って本の整理をしたのでしょうか。貧しい本棚ではありますが 前面に倉橋作品が並ぶ様子は、ちょっと見事です。しかもそのほとんどが、先生からお贈り 頂いた、サイン入りのものです。 先生のお作は直接脳に響いてくる詩であり、音楽であり、私を夢の別世界に連れて行って くれる、まさに宝なのです。またその想いをこめた記事が何故今、新聞に取り上げて頂いた のでしょうか。その取材にあたり、画家の杉山先生とも久しぶりに語らい、7月1日から 催される杉山先生の個展でも、ご一緒のお仕事させて頂いた作品のVTRを会場に流しましょうね・・ と語ったばかりでした。2000年の初頭、先生のお作に想を頂き、舞踊化させて頂きまして、 その折、国立劇場の楽屋にわざわざお尋ね頂いたお姿が、お目にかからせて頂いた最後となり ました。お嬢様がコーディネイトして下さったという、素敵なごファッションでした。 昨日は、先生との思い出の場面がフラッシュバックして、その数々があまりに煌いていて 涙をこらえる時を過ごしました。先生のお作の中で「イモタル人間」という、死なないキャラクター があるのですが、どんなにかそれを願ったことでしょう。私にとって現存する魅力と魔力を併せ持った 芸術家の死を、どう受け止めてよいのか、ただただ戸惑うばかりの私です。 参考夢ステージ ジャンルを超えて(西川瑞扇): 東京新聞 名流 (2005年6月4日)
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日記 : 瑞扇日記 : 夜の銀座
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-6-9 8:17)
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久々に夜の銀座を歩いてみますと、風鈴売り屋さんなどいて、すっかり 遊びモードになってしまいました。 ただ新しいショップのオープンに何故、なんだか分からないような 外人の男性が群れているのでしょうか・・・ 街も日々様変わりしているのですね。 案外早く家に帰るとサッカーの対北朝鮮戦をやっていて、後半戦に見入って しまいました。前回のワールドカップの時に俄かファンになって、今回もテレビの 前で興奮してしまいました。 シュートの瞬間の心地良さ、なんとも言い難いですね! そう言えば前回、丁度その頃イタリア・ドイツ公演で、ローマでの公演を終え ローマ料理のお店にご招待いただいたのですが、そこで「デルピエロ」選手が仲間と ガールフレンドを交えてお誕生日パーティーをしていたのです。 (センターにいるとてもカッコ良い男性がデルピエロだということは、帰国してから 当時サッカー少年だった甥に聞いて分かったのですが・・・) こちらは着物姿がゾロリといたので、ちょっと見られたりして楽しかったです。 その後、土産話しをしている時、 春先生の曰く「ローマでトッティーニに会ったのよね」 「パスタじゃないんですから、トッティですよ。それに彼だけはそこにいませんでしたよ?」 誰ですか、間違ったこと教えた人・・・・
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お知らせ : お知らせ : 特集記事 「和の心」を追加させていただきました
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-6-5 5:50)
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特集記事 「和の心」を追加させていただきました。 私、西川瑞扇が振付家、舞踊家として、そして日本人として感じる「和」をお伝えさせていただきます。 まずは、3月に開催致しました瑞扇会より、「都風流」についてお話させていただきます。 こちらはギャラリーで写真でもご覧いただけます。
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日記 : 瑞扇日記 : 世にも不幸せな物語
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-5-25 11:16)
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「世にも不幸せな物語」おや?そうなんです。 今、公開中の映画の題名です。見ましたよ?。 レモニースニケット原作、ブラッド シルバーリング監督、ジムキャリー、 メリルストリープなど、私の好きな俳優が出演していてしかも主役は子供。 興味津々 う?んなんと言いましょう。 私的には(わ?今風に言っちゃった)作りたいことと、出来上がったこととの ギャップ?は大変だな?!ということでしょうか。 悪くないのですよね。 監督がやりたかったこともよ?く分かるし、 役者は達者だし(特に1才半の赤ちゃんの存在は凄い)CGの扱いや、生へびの存在 などなどお金がかかっています。 そう言えば、ラスト近い結婚式のシーンで多分ご馳走で、ダスティンホフマンが演劇評論家 として出て来て、劇中劇を見ながら「結構金かかってるじゃないか」なんて 言ってるとこ監督のお友達の輪も感じます。 不幸をドラマとして演じたいという感性、とても良くわかっちゃいます。 だからこそヒロイン、ヒーローが生まれるのです。とにかくお金のかけかた違います。 してみると、我々日本の古典演者、といっても歌舞伎や家元家など大カンパニーに属さず 個と個の集合体で活動している人間は、繊細な表現で勝負するしかないのです。 そして、それこそ女性舞踊家に与えられた使命ではないでしょうか。 でも私、とても刺激を受けました。舞台創りに必要なあれこれいっぱいもらって帰ってきました。 その日の旅の終わりは、我が家近くの「ダ・パスクワーレ」にて後藤さんの焼いたピザ=トリュフや しらすなど、ホントに彼はナイスなPIZZAIOLO。 う?ん 満足!!
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日記 : 瑞扇日記 : 世にも不思議な物語
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-5-20 12:16)
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な?んて、何かと思われますでしょう? だいたい私、鈍感ではないけれど霊を見たり感じたりしないタイプの 人間だと思っています。 ですが、解せないことに何度か遭遇しているのですよね・・・ 10年程前、病気をした時のこと・・ 夜中(勿論睡眠中)右手を引っ張られるのです。 私を強引に連れて行こうとするその人は、ボブヘアーの後姿しか 見せてはいなのですが、 「さー」と言って振り向いた顔を今だに忘れることができません。 青白く、どう見てもあちらの世界の人で、か弱く見えて結構な力でした。 古い玄関から連れ出されそうになったのですが、と、その時母の声で 「大丈夫、あなたのベッドの下に守って下さる方がいらっしゃるでしょう」 はっ!と目が醒めた瞬間、 その時、隣でやすんでいてくれていた母は寝息をたてて眠っています。 「な?んだ夢か・・・・それにしても嫌な夢」と なにげなく右手を見れば、くっきりと2cmぐらいの跡がついているではないですか! 私、かの女性についてゆかなくて良かった・・・・のですよね。 母も私も特定の宗教を持っている訳ではないのですが、母が私を案じて 願をかけてくれた御札や御守りが、ベッドのマットの間にはありました。 その人を思う心があっちの世界から身を守ってくれることがあるのですね。 絶対会ったことのないその女性、今、もし街のどこかですれ違ったら ひと目で判るくらい、今でも脳裏に焼き付いているのです。
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日記 : 瑞扇日記 : アオザイ
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-5-18 10:55)
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出かける時に一番安心な格好は、やはり着物です。 構えなくて良いというか自分らしくいられるということでしょうか・・・・ そのくせ洋服のインナーなどはいろいろ楽しむのが好きです。 恵比寿の駅近くにある「ニャーゴ」さんには可愛らしく、遊び心のある 下着やお部屋着などが揃っていて、お気に入りのお店です。 少し前もお仲間とのリラックスしたお食事の時、そこのインナーと やはり恵比寿のブティックで買ったアオザイを着て行きました。 ベトナムには行ったことがないのですが、アオザイはどうしても着てみたくて 試してみたら結構いけてる!と衝動買いをしたものです。 シンプルで白のパンツに紺の無地。 お食事は、作家のHさん、演出家のKさん、能楽士のMさんと。 それぞれの仕事のお話とこれからの希望など愉快で、充実した会だったのですが Hさんが「折角瑞扇お洒落してきたから遊んでこー」とバーに寄りました。 「うちの奥さんもアオザイ欲しがっているんだよね」と言うので これこれこういう所でね・・・と説明して別れました。 おっ!いけてたのかなと思うじゃないですか。 ところが後日、メイクのAさんがある劇場でHさんに会った時、 「瑞扇がアオザイ着てて、ちょっと恥ずかしかった」って言ったのですって。 やっぱり着物なんでしょうかね?。
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日記 : 瑞扇日記 : 知恵の輪
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-5-15 11:45)
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またもや鬼の霍乱・・・・(鬼もさぞかし嫌がっていることでしょうが) すっかり風邪をひいてしまいました。 たまたま来合わせている、松山の瑞桜さんにはイイ迷惑でしょう。 なんたって素ッピンにマスク姿でのお稽古ですもの・・・・ごめんなさい。 その瑞桜(ズイオウ)も松山でAIを勤めてくれていますが そこの土地を中心に伝統文化を発信してくれる大切な分身と思っております。 私にはその分身が何人かあり、皆それぞれに私の何かを持っていってくれていると 思うと「あー怠けていられない!」とムチ打つ日々なのです。 自分でもエネルギーはある方だと思いますし、イヤな性格で優等生ぶってしまう のですが、どうも「頭」の方がお留守になりがちなのです。 でも有難いことに私には誰も持っていない「知恵の輪」があります。 それは単純な、まんまるではなくメビウスの輪のようにひとひねりしているのですが 目に見えない力を持っているのです。 で、どこが始まりで、何人存在しているのかも定かではないのですが 凄いパワーがあります。 こんなことをおしゃべりして自己表現できるのも、そのお蔭。 我侭放題の私をうまくまとめて下さっている大切な「管理人さん」は この「輪」の起点でしょうか?
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日記 : 瑞扇日記 : 窓
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-5-10 12:05)
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夜明け前に目が醒めてしまうことってないですか? 起きるには早すぎて、損をしたのかちょっと得をしたのか・・・・・ もし、とても辛い夢を見ていたならその目覚めは救いになるし 逆なら勿体無い気分になるし・・・・・ だけど意識の覚醒は夜と朝の間ってものすごく新鮮だと思うのです。 私の場合、その時のほんの一瞬に創作のヒントが潜んでいます。 でも、現実、どんなに素晴らしい思いつき(あくまでオモイツキ)も その後の睡眠によって水泡に帰すのですよね・・・ ですけど不思議なことにその景色は何度も何度も現れるのです。 夢、だから夢なのでしょう。その夢の具現が私の仕事。 無意識の意識下の夜の闇を越え突然開ける「時」 まずはぱ?っと「窓」を開けて!! そこには溢れるばかりの日の光、ジャスミンのほのかな香り 朝食を整える、軽やかな包丁の音、シャワーの勢い・・・ 全ての匂いや音に生命が漲る気がして、だから朝が大好きです! その朝を真っ先に感じさせてくれるのが「窓」!なのです。
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日記 : 瑞扇日記 : うちのオリーブ
from 西川瑞扇 Official Homepage
(2005-5-7 12:17)
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何年位前だったでしょうか。オリーブの植木を買いました。 80cm程の小さなものでしたがどうしても欲しくてしかたなかったのです。 それが今ではずいぶん大きくなり、さわさわと五月の風に揺れている様子は さすが平和の象徴、幸せな気持ちにさせられます。 だんだん欲が出て、実がなればいいのにな?と眺めていても、そばに別の種類の オリーブを置かなくては駄目だということを聞き「こんなに元気なのだものこれで充分」 と自分に言い聞かせているのです。 ところが先日フト気付いたら、小さな花のようなものがあちこちから出現して いるのです。そう意識しだすと確かによそのものにもありました。 家のは今まで見たことがありません。 そういえば去年近くのカフェでたわわになっているオリーブらしき実を拾って (それにしてはちょっと大きい気がしますが)半分に切って、そのゼリー状の果肉を 枝のあちこちにつけたけど・・・・・もしかして実がなるのでしょうか! と、そんなバカな・・・・ねぇ。
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